茨城県南部を震源とする地震が多く発生しており、「大きな地震がせまっているのではないか?」と、各家庭では灯油や卓上ボンベの購入などの地震対策がはじまっています。
八街市の防災計画は、県と同じ県北西部を震源地とし、震度6弱を設定しています。
しかし、国の中央防災会議は市町村ごとの最大震度を示しており、八街市は震度6強となっています。
この警告・指摘にもとづいて最大の災害に備えるとりくみが必要です。
震度6弱の被害の推計は、住宅の全壊230棟、重傷者は30人。
震度6強では全壊2900棟、死者200人になり、全壊では約13倍の被害の差となります。
県の計画に合わせ、「被害の少ない方でよし」とするあり方では、市民の命や安全を守ることができません。
また、「防災行政に緩みが生じることになりかねない」と見直しを求めてきました。
今 議会では、「見直しをする」という市長答弁がありましたが、災害は待ってはくれません。
緊張感をもった早急の対応が求められます。