6月議会が始まりました

今議会は、農業委員11名の選任、条例改正13件、一般会計・国民健康保険特別会計・介護保険特別会計など28件の議案が出されました。

 

条令改正では、新型コロナウイルス感染対策として

  • 市税の徴収猶予
  • 介護保険料の軽減
  • 国民健康保険、後期高齢者の傷病手当支給、国保税の減免等実施するための一部改正案です。 

市民負担を求める条例改正もあります。

 

新設される児童館・リニューアルされる老人福祉センター・南部いこいの家をまとめて指定管理者制度(※)に移行するというものです。

 

児童館も老人福祉センター・南部いこいの家も福祉施設です。指定管理者制度という公の施設での利潤追求を認める制度に移行すれば、住民福祉の増進と住民に平等に、できる限り質の高いサービスを提供するという公共性が保てなくなる問題があります。

 

また、リニューアルされる老人福祉センターでは、風呂の使用料100円を徴収し、新たな負担を求める内容です。年間、約2000人も利用する風呂を有料化することは納得がいきません。

 

※指定管理者制度とは※

  • これまで市が運営・管理していた公共施設を、営利を目的とした株式会社や財団法人・NPO法人に代行させる制度

一般会計補正予算では、5億2283万円の増額補正で一般会計の総額を316億2260万円に。

 

 

補正の内容は、国の補正予算を活用した小中学校ICT環境整備で、児童・生徒1人1人にパソコン配備・ネットワーク整備予算4億9000万円、コロナ対策で国民健康保険特別会計でコロナ感染症傷病手当100万円、介護保険特別会計で保険料軽減対策に112万2千円を計上しています。