新型コロナウイルス感染症「緊急事態宣言」解除後、感染が拡大しています。八街市でも感染拡大に不安が広がっており、小学生・幼児が感染するなどきわめて憂慮すべき事態となっています。
いかに無症状の感染者を早い段階で把握し隔離していくかが、市中での感染蔓延を防ぐカギです。
共産党市議団は、これまでの枠を超えたPCR検査の抜本的な拡充を求め、市長・教育長に緊急要請を行いました。
【要請事項】
- 行政検査の対象を「濃厚接触者」などに限定せず、市として感染が疑われる人すべてに速やかな検査を、市費で実施すること。
- 感染状況の情報開示を速やかに行うこと。特に毎日の検査数を把握・公表し、感染率を公表すること。
- 空き教室を活用し、少人数学級をすすめること。
- 国・県にたいし、下記の6項目を強く要望すること。
① 対象を大幅に広げて、防疫目的の積極的なPCR検査を実施すること。
② 感染拡大を防止するために、医療従事者と入院患者、介護・障害者施設等の職員と利用者、保育・幼稚園等の職員と幼児、学校教職員と児童・生徒は定期的に検査をすること。
③ 検査によって明らかになった陽性者を隔離・保護・治療する体制を整えること。
④ コロナ患者受け入れの有無にかかわらず、病院経営の危機に直面しているすべての医療機関へ減収補填を行うこと。
⑤ 安心して感染拡大防止に協力できるよう休業補償を拡充すること。
⑥ 安心安全な少人数学級を早期に実施すること。
市長は県への申し入れについて、「印旛7市2町の首長が行くことを検討している」また、少人数学級について教育長は「空き教室を活用して少人数体制を検討したい」と回答しました。