広島・長崎に原爆が投下されてから76年。
「ノーモア・ヒバクシャ」と被爆者・市民団体、非核国が長年訴えてきたことが、国連で採決され、今日、核兵器は違法であり、持つことも使うことも許されないという正式な条約が発効されました。
この八街でも40数年前、15人ほどのお母さんたちが小さな子どもたちを連れ「核兵器をなくせ」と平和行進を始めました。
以降、毎年おこなわれてきました。
小さな取り組みが全国津々浦々で、世界各国で取りくまれ、ついに核兵器禁止条約の発効にたどりつきました。
残念なのは、日本政府の態度です。
唯一の被爆国でありながら、禁止条約に署名も批准もしていません。
国内外から失望と批判の声が相次いでいます。
世論調査では7割の国民が、日本が禁止条約に参加すべきだと答えています。
菅政権が禁止条約に背をむけ続けることなく、世界と国民多数の声にこたえて、速やかに条約の署名・批准をすべきです。