政府分科会の尾身茂会長が、五輪開催について「今の状況でやるというのは普通ではない」と警鐘を乱打しています。
全世界から数万人の選手・関係者の来日により、感染爆発の大きなリスクとともに、五輪への医師・看護師の派遣、特別病床の確保など逼迫している医療体制は危機的状況に陥ることは明らかです。
政府は7日の参院決算委員会で、4~5月に入国した五輪・パラリンピック関係者の85%にあたる約1700人が新型コロナウイルスの水際対策の隔離措置を免除され、「特例」で入国したことを明らかにしました。
さらには、この中に陽性と確認された人も。
政府のずさんな対応にあきれるばかりです。
「平和の祭典」とは名ばかり。
国民の命を後回しにするオリンピックは中止を。