新型コロナ感染症第7波から市民のいのちを守るための要請

新型コロナはオミクロン株BA.5系統への置き換わりがすすみ、第7波はこれまで最も高い感染レベルを更新続けています。

八街市の7月の感染状況は、令和3年度1年間の感染者数の1.7倍。発熱外来は逼迫し、受診できない事態となっており、市民の不安の声が上がっています。

こうした中で、お盆の帰省や市のイベントなど市民交流の時季を迎えます。

 

日本共産党市議団は、医療・検査・保健所等の体制強化にとりくみ、第7波から市民のいのちを守るための対策を要請しました。

 

症状のある人が速やかに検査を受けられるよう体制強化を図ること、PCR検査で感染者の保護をし、新規感染者数を抑制すること、自宅療養者への食料支援強化など市独自の対策とともに、国・県にたいし発熱外来の窓口拡充、家族感染を最小限に抑えるための宿泊療養施設の活用、PCR検査キットの予算確保などを求めるよう市長に要請しました。

 

要請の中で、あくまでも国・県の進める陽性確率の悪い抗原検査キットでの検査を進めること、自宅療養世帯への食料支援について、市独自に3日分を届けているとしながらも、濃厚接触者であっても買い物にいける条件があれば食料支援物資は届けていないことを明らかにしました。

これでは、感染拡大を最小限に押さえることはできません。早急に改善を求めました。

 


新型コロナ感染症第7波から市民のいのちを守るための要請

八街市長 北村新司 様

 

202284

日本共産党市議団

党八街市委員会生活相談室長

若泉聡志

 

 

新型コロナ感染症第7波から市民のいのちを守るための要請

 

新型コロナはオミクロン株BA.5系統への置き換わりがすすみ、第7波はこれまで最も高い感染レベルを更新続けています。本市の7月の感染状況は、令和3年度1年間の感染者数の1.7倍となっており、発熱外来の逼迫は受診できない事態となっており、市民の不安の声が上がっています。こうした中で、お盆の帰省や市のイベント等市民交流の時季を迎えます。専門家は今後も感染拡大が継続していくことも予測されるとしており、最大限の警戒心を持って対応していくことを指摘しています。

 

これまでの経験を生かすとともに、さらなる改善で医療・検査・保健所等の体制強化にとりくみ、第7波から市民のいのちを守るための対策を強く要請するものです。

 

 

 

 

1、PCR検査について

    症状のある人が速やかに検査を受けられるよう、体制を強化すること。

    無料PCR検査を抜本的に強化し、必要とする人がすぐに検査を受けられるようにして、検査・保護によって新規感染者数をできる限り抑制すること。
また、コロナの収束まで継続すること。

    無症状者への検査はPCR検査を基本とすること。

    医療機関、高齢者・障害者・子どもの福祉施設・事業所、学校等において、定期検査の実施の徹底を行うとともに、少なくとも1週間に1回はPCR検査で実施できるようにすること。

    定期的なPCR検査を行う事業所への支援を行うこと。

 

 

2、自宅療養者への支援を強化すること。

    相談窓口を充実させ、土日の対応、自宅療養患者宅への体調確認を実施する

    こと。

    自宅療養患者の急変にそなえ、健康観察や訪問診療等ができるよう、医師会などとの連携体制・情報共有ができる仕組みをつくること。

    食糧支援体制を強化し、支援物資を早期に届けること。

 

3、インフルエンザとの同時流行に備え、高齢者や重症化リスクの高い方のインフルエンザワクチン接種費用の補助を行い、無料で受けられるようにすること。

 

4、県・国に要請していただきたいこと。

    高齢者や基礎疾患のある人がすぐに受信できない事態になりつつあり、発熱外来の窓口を拡充すること。

    軽症や無症状の感染者から家族等への感染を防ぐため、速やかに宿泊療養施設での受け入れが可能となるよう、必要な体制を確保すること。

    保健所の正規・常勤の人員増、施設・設備の拡充を行うための財政支援策を強化すること。

    PCR検査キットの予算を確保すること。

    発熱外来、入院治療、在宅治療、健康観察、回復者の療養、後方支援医療、救急医療など、地域医療機関の全体の強化と連携が緊急に求められており、医療機関への財政支援を強化すること。

    4回目接種の有効性・安全性の情報提供を行うこと。また、医療従事者、介護職員、必要とする人が安全・迅速に接種を受けられるよう情報提供、ワクチンの調達・配分を進めること。

    事業者への影響にたいし給付金等の支援策を講ずること。

 

以上