かわらめき古墳群
8年ほど前、市内・榎戸地先で発掘調査が行われ、円墳・方墳等3基の古墳群が確認されています。1号墳の周溝から割られた状態で発見された須恵器甕や土師器甕が見事に修復され、市の郷土資料館に展示されています。
周辺は、静かな田んぼ地帯。田植えが終わり、光る田んぼをみながらウォーキング楽しむ方々がいました。里山公園になりそうな一帯です。
カタクリの花
市指定文化財「カタクリ群生地」の砂・日枝神社境内では、カタクリの花が満開となり見ごろを迎えています。下向きに赤紫色の花びらを大きく広げ、凛と咲く姿があちこちに。
カタクリにとって春を迎えるは種から7年。じっくりと地中で球根を育て、やっと開花とのこと。地元の青年が、子どもの頃から見てきたカタクリの説明や敷地内を案内してくれました。
岡田の寝釈迦
田んぼの向こうにお釈迦様が寝ているように見える丘。
そのお釈迦様に、抱かれるようにたたずむ法宜寺。
春夏秋冬、田んぼと緑に囲まれた穏やかな風景にいつも癒されます。
明日への灯火~夢・希望のライトアップツリー 点灯式
ライトアップは八街駅北口 森のいずみ公園で12月26日まで。
市内、小中学生によるペットボトル等を利用したツリーが、八街駅前の「森のいずみ公園」に設置され、イルミネーションの点灯式がありました。
ライトアップされたツリーは、協力して作り上げた子どもたちの工夫や努力、そしてじんわりとぬくもりが伝わってきました。
八街市郷土資料館
縄文時代中期のようす「豊饒の台地・八街」の企画展 開催中(12月9日まで)
※ 企画展 石鏃 土器 ヒスイのアクセサリー みみずく土偶の順に表示されます。
市内から出土した多くの石鏃や食料を保存する土器、八街では採れない黒曜石やヒスイが展示されており、縄文時代の八街の台地は豊な食べ物にめぐまれていたことや、4~5千年前から広い地域との交流があったことに驚きます。
砂金を混ぜ込んだきらきらと光る土器(一部)、みみずく土偶の繊細なつくりなど、厳しさの中にも、工夫をこらし楽しく暮らしていた様子がうかがえます。
展示はわかりやすく、見やすく工夫されており、八街の縄文時代にふれることができました。
伊那谷。飯田市龍江地区に300年以上も前から続く人形浄瑠璃。
地区の大宮八幡宮秋祭に奉納された傾城(けいせい)阿波(あわの)鳴門(なると) 順礼歌(じゅんれいのうた)の段(だん)。
「ととさんの名は阿波の十郎兵衛、かかさんの名はお弓と申します」娘のお鶴が順礼姿で母の前に。
我が子と知りながら名乗れぬお弓の心の葛藤を、3人の人形遣いが意気を合わせて表現。観客の涙をさそいます。