議案第4号

令和2年度八街市一般会計補正予算反対討論

 この補正予算では、昨年の台風被害による農業施設復旧事業費・ひとり親家庭医療助成の県補助金、生活困窮自立支援事業国庫費負担金等計上されており、一日も早い復旧と生活安定を願うものです。

 本市でのコロナ感染者は増加傾向にあり、一層の対策が求められています。コロナ対策への国・県、約5000万円の補助金の計上となっていますが、約1億円の減額補正をしながら、これからインフルエンザ・新型コロナの同時流行への備えにたいし、市独自の措置が取られていないことは問題です。

 国の対応が不十分であり、佐倉市・白井市ではPCR検査費用の確保等をすすめています。市民の不安にこたえる市政運営を求めるものです。

 次に、マイナンバーカードへの国庫補助金993万3千円についてです。

 今回の整備事業費は戸籍の取り寄せ、外国に住む方の利便を図るための、システム改修を進めるというもですが、この間、マイナンバ―カードの普及率引き上げのために、消費税増税を機にプレミアム付き自治体ポイント事業を導入や来年度かからは、保険証として使用可能にするなど、この間、多額の国費を投入してきましたが、国民の不安は解決していません。個人情報の漏えいやカードの紛失、盗難など問題があるマイナンバーカードの普及を強引な形で進めようということ自体問題であり、今回のシステム整備事業費に反対するものです。